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【大学受験生に贈る】歴史学科をおすすめ出来ない歴史好き学生の5つ+αの特徴【卒論を見据えて】

こんにちは。大学4年生のはぐれです。

現在私は歴史学科で卒論を書いています。「なぜ卒論を書いているのにブログに現を抜かしているのか?」と思った高校生の皆さん、つまり、そういうことです。

 

卒論が書けない

 

卒論が書けないのです。大事なことなので2回言いました。もちろん筆者は歴史が大好きで、卒論のテーマも大好きな題材です。なのに、書けない。いや、やる気が起きない。なぜ好きなのに書けないのか。それの理由はこれです。

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歴史好きだから歴史学に向いていると思ったら大間違いだからです。本当に後悔しています。もしもこれに気づいていたら、もっと良い学生生活が送れたかもしれません。

今回は私の実例に元に、歴史学科をおすすめできない歴史好きな学生の特徴をここに書き記します。歴史学科に行きたい人は、最後まで当てはまらない!と言えるように読み進めてください。

 

 

特徴① なんとなく世界史・日本史が好きな人 

このタイプの人は、2年生くらいから後悔し始めます。「なんとなく歴史が好きだから行く」「本命は他学部・他学科だけどついでに受けとこ!」「滑り止めだし歴史学科でいいや」は本当にやめた方がいいです。その理由は、この記事を最後まで読んでくれれば絶対に分かります。

 

特徴② 歴史を題材にした雑誌・小説やゲーム・漫画が好きな人

ここに当てはまった人は入学から半年で後悔します。筆者はまさにこのタイプでした。昔から歴史ジャンルの創作物は多いです。私は『Axis Powers ヘタリア』という国を擬人化した漫画が好きで、それに本来の歴史好きが合体して近代ヨーロッパの外交史にハマりました。

ですが、大学で扱う研究書はムック本や創作物のような煌びやかな内容ではありません。本当に頭の良い人が書いた、ひたすらに回りくどい文章を読み続けなければならないのです。歴史ジャンルの元ネタを深く知りたいと思っても、歴史学科に来てはいけません。図書館で自分で資料を探して、読むだけで十分です。

実際に私は『Fate/Grand Order』にハマったときは、近所の図書館でサーヴァントの元ネタを知るだけで最高にハイになってました。あの時、こうやっていれば…と全力で後悔です。

 

特徴③ 高校の世界史・日本史の教科書をなぞるのが好きな人

このタイプの人は大学3年生くらいから違和感を感じ始めます。ここで「私はもっと崇高な動機なんだ!これは当てはまらない!」と憤慨した人もいるでしょう。しかしここにも落とし穴があります。この特徴を持っている学生さんは史実を知ることが好きな人です。一見、それが歴史学じゃないの?と思う人もいるでしょう。

違います。史実をなぞるのは講義形式の授業までです。大学3年生くらいから入るゼミでは、史実をなぞっただけの発表は相手にされません。史実はあくまで材料であり、自分自身でそれを読み解き、解釈し、論じなければなりません。本当に向いている学生は教科書ではなく図書館の歴史分類の本を無限に読めて興奮できる人です。

高校生の授業の発展版をやりたい人は、一般人向けの歴史セミナーなどに行った方がよっぽど有意義に学ぶことができますよ。そしてここでドキッとした人は次の特徴も読んでみてください。

 

特徴④ 文章を書くのが嫌い。厚さ2センチ以上の本を読むのが嫌いな人

下手したら入学1か月で心が折れます。もう文学部からおさらばしましょう。ここでいう文章は「事実に即して」「論理的に」書くということです。読書感想文が苦手だった・小論文の授業が苦痛だった・総合学習等の感想を書くのが嫌いな人は要注意です。特に「論理的」の意味が説明できない人は本当にやめた方が将来のためです。私は未だによく分かっていません。

それと同時に200ページほどの本を集中して1日で読み切れない人も要注意です。大学の研究は基本的に史料(=先行研究)を読み解いて、それを元に自分の意見を展開します。そのためには先駆者の研究書をしこたま読まなければなりません。専門用語てんこ盛りの味気ない文章を延々と、20冊も30冊も読まなければなりません。想像できますか?その集中力と根気がある自信はありますか?

 

特徴⑤ 他人の意見よりも自分の持論を貫きたい人

 ここまで来ると「やっぱり歴史学に向いてるんじゃないか!」と自信もついてくるでしょう。でもまだ油断は禁物。ここからは好きだからこそ考えてほしいことを書きます。

このタイプの人は4年生で躓きます。勿論歴史モノの番組や本に対して自分の意見をスラスラ言える人は、これまでに挙げた人よりもよっぽど向いています。しかし、安心してはいけません。大学生の持論なんてたかが知れています自分の持論を書き連ねるだけでは卒論は通りません。これまでの研究者が書いた本(=先行研究)を根拠に上げた上で持論をしないと話にならないのです。

これと同時に情熱のある人にありがちなのは、逆に専門書を読み進めていくうちに自分が何がしたいのか分からなくなる人もいます。「やりたいことと何かが違う」「こんなはずじゃなかった」となってしまう前に、早いうちから他人の意見を取り入れる意欲を持っておきましょう。

 

特徴番外編 新しいことをしたい人・飽き性な人

 これは人によって起こる時期が異なると思うので、番外編です。歴史学科はいろいろな専門史を学べます。私の通っている大学も、色々なテーマの講義を取ることができ、とても楽しかったです。しかし、それは2年生くらいまでの話。

学年が上がると、自分の研究テーマを決めなければなりません。そして正直に言うと、3年生にもなるとそれしか出来なくなります。4年生になって論題提出をしたら、もうテーマを変更することはできません。そんな中で「飽きた…」なんてなったらもうヤバいです。何も手がつかなくなります。

研究書に対して飽きがくる場合もあります。研究書は卒論提出まで付き合っていく存在です。何回も、何回も読み直します。飽きます。「は?」と思うかもしれませんが、飽きます。他の本が読みたくなります。しかしテーマを絞ると研究書も限定されていきます。同じ研究書をループしなければいけません。どんどん新しいことを吸収したい人には、おすすめ出来ません。

 

まとめ

まず、私の実体験から歴史学科に向いていない学生の特徴は

  • 歴史がなんとなく好きな人
  • 歴史ジャンルの創作物が好きな人
  • 史実を知るのが好きな人
  • 画像や動画は好きだが文章と向き合うのは嫌いな人
  • 自分の意見が先行してしまう人

が挙げられます。ドキッとした人は注意してください。

 

逆にこれを踏まえておすすめ出来る人は

  • 史実だけでなく、『歴史学そのもの』が好きな人

  • 学術書・研究書が読むのが好きな人

  • 分厚い本を読む・長文を書くのが億劫にならない人

  • 他人の意見を読んで理解し、取り入れることが出来る人

です。保証は出来ませんが自信を持って歴史学科の門を叩いて下さい。

では、良い受験生ライフを!

ああ~卒論書けねえええ;;;;;

 

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