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【大学受験生に贈る】文系大学選びで失敗しない2つの《裏》ポイント

こんにちは。卒論死んでます。文学部歴史学科のはぐれです。

大学に入ってもう4年目となってひしひしと感じるものがあります。

 

大学、もっと色々と考えて選べばよかったな…。

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受験舐めプして第三希望の大学へ進学したクズ私ですが、第三希望でも満足できるようにそれなりにリサーチをしました。一般的に大学選びで重視する点と言えばこんな感じですよね。

 Q.受験する大学・学部を決める際に重視した点について、あてはまるものすべてをお選びください。
図2 受験する大学・学部を決める際に重視した点(全体)
 受験する大学・学部を決める際に重視した点を複数回答でたずねた。図2によると「興味のある学問分野があること」を重視して、受験する大学・学部を決定した者が64.8%と最も多い。つづいて「入試難易度が自分に合っていること」(48.1 %)、「自宅から通えること」(33.2%)、「入試方式が自分に合っていること」(30.7%)など、自分自身が置かれている現状を重視して、受験する大学・学部を決定した者が目立っている。他方、「先生のすすめ」「親のすすめ」「先輩のすすめ」といった「他者のすすめ」を重視して、受験する大学・学部を決定した者が少数であること(それぞれ15.9 %、14.0 %、1.7%)より、現在の大学生は、主体的に自分が置かれた現状をふまえたうえで、受験する大学・学部を決定していると考えられる。

 

これは大事です。大手サイトが言うくらいなんですから大事です。きっとこのサイトに来てくれた受験生諸君なら分かってるはず!

 

でも実はこれ以外にも見ておいてほしい《裏》ポイントが2つだけあるんです。

 

私、これを見逃して今めちゃくちゃ後悔しています。

 

教授を見とけよ!

「いや教授とか知らんし。ていうか何を勉強したいとか決まってないし。」

甘い!!!!!!!!!!甘すぎる!!!!!!!アメリカのヤバい色のお菓子くらい甘いです。もう胸やけです。大学を選ぶ=自分が何を学ぶか選ぶと言っても過言ではないくらい、大学で何を学びたいか決めるのは大事です。

 

つまり、大学選びの時点でこれからの4年間の指標が決まってしまんですね。最悪!

 

「ヘァ~考えてねぇべ~」という貴方は一旦スマホを置いて、じっくり考えてからまた見に来てください。そこまで考えられた貴方に次に見てほしいのが行きたい学科の担当教授。学校案内でも大学のHPでもいいので見てみましょう。貴方の志望する学科の教授一覧が載っていると思います。教授の名前と合わせて、専門領域が書いてありませんか?そこです!

 

貴方がやりたい分野を専門とする教授はいますか?

 

「いやいや、いなくても自力でなんとかなるんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。しかし、自分がやりたい分野のプロがバックアップしてくれるととても心強い!教授も万能じゃないです。「僕は詳しくないけど~」と言われるのは日常茶飯事です。ぶっちゃけ、いくら教授でもその分野に詳しくない人にアドバイスを貰ってもモヤモヤしない?ということなのです。

それなら「その分野はまかせろ!」な教授の方がいいに決まってますよ。なので源氏物語がやりたきゃ源氏物語を専門とする教授、古代ローマなら古代ローマの本を出してる教授、刑法に興味があるならその道の教授…と、大学の学部ではなくそこにいる教授を目当てに大学を選ぶのはとても効果的だと思います。実際私の友人がそうだったので。

私はマジで歴史学科じゃなくて政治学科で政治史を学べばよかったと後悔しています。どちらかというと歴史そのものというより歴史を通して現代社会を見たい!というタイプだったんです。あと卒論に使う論文が政治学科の先生のばっかだからね!何なんだよちくしょう!

 

付属図書館を見とけよ!

 大学のオープンキャンパスのチラシの端っこに「図書館開放してます!見学自由!」とか書いてありませんか?行ってみたことはありますか?行って下さい。

大学の図書館って、高校の図書館と比べ物にならないくらい大事です。言うなれば学生の生命線。卒論・レポートの材料はほぼ全て、大学の付属図書館から調達します。図書館が全焼したらもう終わりです。それくらい大学における図書館は、キャンパスツアーで紹介されるどの施設よりも大事な存在です。

 

 大学図書館で賄えない場合は国会図書館に行ったりします

www.hgr-otklife.com

 

言うても大学の図書館ですから、蔵書数はどこもそれなりにあります。大事なのは内訳です。オープンキャンパスなんてもうねえよ!という貴方は、試しに自分の行きたい大学のOPACを見てみましょう。蔵書検索ってやつです。そして、自分の興味のある分野のキーワードを入れます。今回は東京大学のUTokyo OPACで「源氏物語」と「平家物語」を検索します。(2018.10.5現在)

 

源氏物語:2055件

平家物語:562件

 

一目瞭然ですね。実際はここから更に小テーマで絞ることになるのでグッと減ります。でも母体が多ければ多く残ります。つまり、貴方が将来使える資料がめちゃくちゃあるってことです。やったね!この場合は単純に見ても源氏物語研究の方が資料が多いということが分かります。

 

これからオープンキャンパスに行く予定のある貴方は、実際に自分の興味のある分野の棚を見てみましょう。マクロ経済学がやりたければ、その書籍が置いてある棚を見ます。アジアの国際関係が気になってるなら、その棚を探します。どうですか?どのくらいありましたか?まさかたった一列しかないなんてことはないですか?せめて棚一つ分は欲しいです。棚一面がそれだったらサイコーです。

実際、蔵書内訳は大学における学科の勢力関係に比例します。歴史系だったら、日本史が強ければ日本史の棚はめちゃくちゃ多いです。そんな大学の外国史の棚なんて申し訳程度です。逆も然り。西洋史が強い大学なら日本史の棚なんて雀の涙です。そんなもんです。今身に染みているので。

貴方の行きたい大学の特色を探しましょう。自分が行きたい学科はどのくらいの勢力なのか、どのくらい優遇されているのか分かればこっちのもんです。

 

まとめ

  • 自分の興味のある分野の教授はいるか?
  • 自分の興味のある分野の蔵書は十分か?

基本的な条件にこの二つが抑えられれば、大学4年生まで生きられます!

では体に気を付けて、良い受験生ライフを!

 

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