こんにちは。1年働いたはぐれです。不合格からコロナ云々で試験が伸び、ついにパートで働き始めて1年が経ちました。
今回のテーマはお金です。人間、生きていくためにはいろいろとお金がかかります。税金、保険料……正直、よくわからん!だって年収が分からないんだから!そんなことを思っていた時期が私にもありました。
でも!今の私には年収がある!ということで、今の私の年収では生きていくことすらままならないのであくまで机上の空論的な何かになりますが、今の自分を知るために計算をしてみようと思います。
赤裸々!筆者の年収を紹介するぜ!
手取り!89万85円!控除合計!2万581円!締めて総支給額!91万666円!
以上だ!
……とまあおふざけはここまでにして、真面目にいきましょう。
週4~5日×4時間勤務で月収の平均は7万2000円程度です。6万後半~7万前半ってとこで、慰労金が出た月は8万前半くらいでした。ここに幅があるのが非正規の特徴ですね。ここに年3回の賞与がプラスされて以上の年収になります。
仮に8時間フルタイムで働いていたら(早朝夕方時給や所得税は分からないので無視して)単純に2倍して総支給額182万1332円になります。まあこれはただの理想なので置いておきましょう。
※将来のために一人暮らし世帯を想定してます。
所得を割り出そうぜ!
所得とは!収入から給与所得控除を引いたものである!
なるほど全くわからん!
給与所得控除ってそもそも何なん……と思って調べました。
働いていると地味に自己負担する機会が増えるじゃないですか?例えば筆者だったら作業着を洗濯したり、メモや筆記具を買ったり……そういうのを一律で「経費」として扱って、年収に応じてまとめて控除しちゃおう!いちいち一人一人確認するのは面倒だし!というものです。うーん……「会社のために自己負担している部分から税金を取るのは良くないから、そこは配慮します!(なお雑)」みたいな感じでしょうかね……?
つまり税金を納めるうえで国から配慮された部分≒給与所得控除って感じです。ちなみに給与所得控除は年収によって変わります。例を挙げてみましょう。
私の給与収入は1,625,000円未満なので550,000円が控除されます。(令和2年の情報)
910,666-550,000=360,666
これが給与所得になります。
所得税・住民税を算出しようぜ!
給与所得から基礎控除480,000円を引きます
360,666-480,000=-119,334≒0
これが課税所得になります。
基礎控除は先ほど言ったのと同じく、所得税を徴収されるに当たって配慮される部分のことです。課税所得(税がかけられる所得)が0円。つまり所得税と住民税はかかりません。それもそのはず、所得税は年収103万円以下、住民税は年収100万円以下ならそもそも税はかからないのでぶっちゃけ計算する意味はありませんでした。
ちなみに所得税は[課税所得×税率-税率に応じた控除額]、住民税は[課税所得×税率-均等割額]で出ます。
国民健康保険料を算出しようぜ!
キングオブ分からないの筆頭、国民健康保険料……気が付いたら健康保険証を渡されていたあの頃とはオサラバです。(まあ私はまだ親に払ってもらっていますが……)
なぜよく分からないのか。それは国民健康保険料の税率は市町村ごとに違うから!なんてこったい!なので計算するとなればまず自分の住んでいる自治体のHPとにらめっこするしかないのです。なのでしました。自治体のHPを開いて、検索エンジンに「国民健康保険料」といれれば一発です。
国民健康保険料は①医療分②支援金分③介護分(40歳~64歳まで)の3つの合算したものです。更に各項目は「所得割(前年総所得により変動)+均等割(一律固定)」の合算からなるものです。
私の住んでいる自治体の令和2年の税率は
①所得割6.8% 均等割20000円
②所得割2.4% 均等割7000円
③所得割1.3% 均等割10000円
です。
ここで出てくるのが給与所得金額360,666円!こいつからまずは国民健康保険の基礎控除(≒自治体からの配慮)33万を引いて3万666円が課税対象になります。
①2085円+20000円
②735円+7000円
③398円+10000円
そして私はまだ20代なので介護分は払いません。なので①と②だけを合算
22085円+7735円=29820円
これで国民健康保険料が出ました。しかし、ここで終わりではありません。低所得者はここからさらに税を軽減できます。天才か?
HPを見たところ、私は5割減に該当していました
29820円×50%=14910円
これで健康保険料がでました。ちなみにこれ、令和元年の給与所得控除だったらもっと減税できてます。やばいです。最終的に8100円になりました。
国民年金保険料を考えてみようぜ!
こちらはわりかし身近じゃないでしょうか。正社員じゃなければこちらに振り分けられる国民年金。こちらは原則一律16,540円です。しかし、しかーし!こちらも免除or納付猶予が受けられます。
実際に受けた例はこちら↓
免除の基準は以下になります。
1、全額免除
2、4分の3免除
3、半額免除
4、4分の1免除
5、納付猶予
筆者の場合をざっと計算してみましょう。ここでも所得金額が使われます
えっと、一人暮らしの全額免除の基準は35万+22万円以内で、所得は36万……
…………………………
全額免除じゃねーか!
全額免除基準クリアです。呆気ない!計算、一番簡単だった!
国民年金は免除されても追納制度があるのでお金があればガンガン追納できるんですが、国民年金って3年以内に追納しないと微増額してくるんですよね……一応10年は猶予くれるけど実態は3年!気を付けて!
まとめ
…………ということで私がこの年収で一人で日本で生きていくために必要な税金は
所得税:0円
住民税:0円
国民健康保険料:14910円
国民年金:0円(追納可!)
でした!(令和2年現在)まあ……年収100万円以下で生きるのは流石に無理があるのでマジで机上の空論ですが、なんかこう……日本って貧乏に優しいんだなって思いましたね…………
おしまい!!!!!
※このページは情報の正確さに自信がありません。計算するときは自分でも調べてみてくださいね!
参考サイト